管理組合の負担軽減と社会的なニーズに対応
分譲マンション大規模修繕工事の長周期化工事
(工事サイクルを通常12年前後〜18年前後へ延長)
リサージ18
日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉 泰彦)の100%子会社で
分譲マンション管理事業を行う株式会社日鉄コミュニティ(本社 東京:千代田区、代表取締役社長 佐藤 諭貴、
以下「当社」)では、管理組合(居住者)の金銭負担や準備にかかわる労力の軽減及び
SDGsにも配慮した建物の高耐久化等様々なニーズに対応するため、
一般的な分譲マンションが通常12年前後で大規模修繕工事を実施するサイクルを
18年前後で行う工事『リサージ18』を発表しました。
当社は、2020年3月から管理する分譲マンション管理組合に『リサージ18』を提案し、
「アクアリーナ川崎ロッソタワー」(2008年竣工・総戸数126 戸)、
「アクアリーナ川崎ヴェルデタワー」(2009年竣工・総戸数125 戸)、
「ライフブロード 西白井」(1996年竣工・総戸数112戸)の3つの管理組合との間で
工事請負契約を締結し、2021年8月から随時、着工し無事完工しております。
![リサージ18](https://www.ns-community.co.jp/wp/wp-content/themes/nscs-new/img/engineering/resurge18/img01.png)
リサージ18とは
「リサージ(RESURGE)」には、再起、蘇生、復活という意味があります。
当社は、分譲マンション管理業務とともに、大規模修繕工事をはじめ、
各種修繕工事のご提案、工事受注にも力を入れております。
今般、大規模修繕工事の長周期化工事の提案名称を『リサージ18』とし、管理組合と共に、
住まいの安心・安全・快適をプロデュースしてまいります。
リサージ18の概念
これまで一般的に新築時に計画されている大規模修繕工事の周期は、12年前後です。
「リサージ18」では、近年の材料や工法等の技術革新により、
工事サイクルを延ばす長周期化が可能となったことに着目。
分譲マンションの大規模修繕工事を18年周期にすることで、今まで新築から約50年間で4回必要だった
大規模修繕工事を、「リサージ18」では1回分減らし、3回で済ますことが可能になりました。
この回数減により、長期にわたる修繕工事コストの抑制とともに、管理組合の工事準備に係る負担や
居住者の工事中における不便さや不自由さ等のストレスの軽減が図られます。
また、「リサージ18」は、管理会社として日常点検を継続する中で、
管理組合と共に建物を適切に維持管理していくことを前提としています。
実施予定の各点検調査で発見された不具合個所を都度適切に補修していくことで、
大規模修繕工事のサイクルを18年前後に長周期化する工事提案です。
※「リサージ18」は分譲マンションの形状、立地等事前の建物検査によりご提案できない場合もあります。
ここがポイント!
- 大規模修繕工事の周期を、12年から18年に
- 修繕費用の削減
- 管理組合・住民の方の負担軽減
主な工事保証期間
工事の種類 | 一般的な工事 | リサージ18 |
---|---|---|
防水工事 | 10年 | 15年 |
シーリング工事 | 5年 | 10年 |
下地補修 | 5年 | 10年 |
外壁等仕上げ工事 | 7年 | 10年 |
リサージ18のアフター点検
「リサージ18」のアフター点検は、1・3・5・10年に実施します。10年目は総合点検とし、
無償の点検項目に加え、有償で全面打診調査や各所の点検、バルコニーアンケートを実施します。
その際の不具合個所に関しては、有償で補修していただくことが条件となります。
また、防水工事の保証期限となる15年後には、防水箇所の点検と建物診断調査を当社が有償にて実施し、
次回大規模修繕工事の実施時期を提案します。